遠藤誠建築設計事務所 MAKOTO ENDO ARCHITECTS

遠藤誠建築設計事務所
MAKOTO ENDO
ARCHITECTS

浜松H邸 -庭とリビングが一体化する平屋の邸宅- <前のページ 次のページ>

浜松H邸 <前のページ 次のページ>
-庭とリビングが一体化する平屋の邸宅-

エタノール暖炉とフィンユールの椅子

リビングから主庭を望む

勾配天井の大らかなリビング

前室から地窓の先の和庭園をみる

主庭の一角のアウトサイドリビング

主庭よりリビングを見る

クランクしてアプローチする玄関廻り

「庭と一体化した家」というお題の住宅コンペでご採用いただいたプロジェクトです。敷地はかなり広さがありましたので平屋とし、それでも十分残る屋外スペースと、家の中心となるリビングとの関係性をいかに密なものにするかがこの計画のポイントでした。
具体的には、ある程度囲われた空間とする必要のある、水廻り関係、個室群、ガレージなどを3グループに分け分棟として敷地に配置し、その中央に大屋根を掛けて下をリビングとする構成です。それぞれの棟の外壁には木(杉羽目板)、土(レンガタイル)、鉄(ガルバリウム)を使用。その仕上げは外部からそのままリビング内部まで入り込んできますので、内外の連続感がより強調されます。更に平面形としては凹凸の多いアウトラインとなることから、囲われ感の強い中庭のような複数の外部スペースが生まれます。
それぞれの庭は、アウトサイドラウンジを設けた主庭、鑑賞するための和庭園、奥様のご趣味でもあるバラ園など、テーマを与えて設えています。これらの庭が年月を重ねるほどに緑の厚みを増し、落ち着いた奥深い佇まいになるに従い、更に魅力的な邸宅となることを期待しています。
 

計画概要
所在地 静岡県浜松市
主要用途 個人住宅
家族構成 夫婦
設計 建築 遠藤誠建築設計事務所
     (担当 遠藤誠 松田文男)
   構造 野村基建築構造設計
   照明 Mantle>
施工 アーキプラス> 
撮影 益永研司>
敷地面積 522㎡(158坪)
建築面積 211㎡(64坪)
延床面積 203㎡(61坪)
構造 木造軸組構法
階数 地上1階
設計期間 2016.07~2017.03
施工期間 2016.04~2017.11
 
<前のページ 次のページ>