ワークス-2015.06 下連雀Y邸

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下連雀Y邸-L・D・K・中庭の関係性がつくりだす心地よい空間-

OZONEからご紹介いただいたプロジェクトです。ファーストプランの時に一番考えたのは、既に2階配置が決まっていたL・D・K及び中庭との相互関係でした。(2階平面図)提案プランは決してインパクトの強いものではありませんでしたが、施主のYさんにはこのバランスを気に入っていただき、ご採用いただけたようです。
中庭とデッキテラスをL字型に囲む立体コートハウスで、LDKのみならず1階寝室や土間玄関からも、塀で囲われた中庭を介して採光、通風、そして緑の眺望を享受することができます。またL・D・Kは異なる天井高とするなど、家全体の空間は緩やかにつながりながらも抑揚のある構成となっています。
中庭のシンボルツリーを、最後にYさんと共に植栽畑に選びに行った際、なかなか決められないことが多かった?奥様が「この樹がいい!」と即決していただいたことが印象に残ります。(少し予算オーバーでしたが…)このアオハダという樹が2階の目線レベルまで育つ頃には、より良いバランスの住まいとなることでしょう。



  • 計画概要
  • 所在地 三鷹市下連雀
  • 主要用途 個人住宅
  • 家族構成 夫婦+子供1人
  • 設計 建築 遠藤誠建築設計事務所
  •    構造 野村一級建築士事務所
  • 施工 (株)山菱工務店
  • 敷地面積 120㎡(36坪)
  • 建築面積  60㎡(18坪)
  • 延床面積 114㎡(34坪)
  • 構造 木造軸組構法
  • 階数 地上2階
  • 設計期間 2014.06~2014.11
  • 施工期間 2014.12~2015.06
  • LinkIcon1階平面図
  • LinkIcon2階平面図
  • LinkIcon断面図

ダイニング
撮影:遠藤誠建築設計事務所
キッチンと上部ロフトキッチンダイニング夕景デッキキッチンから見る階段玄関廊下洗面脱衣室ガレージ外観全景
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