コラム-2015.12.16 京都俵屋旅館

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2015年12月16日~12月17日
2年ぶり2回目の所員旅行。メンバーは前回と同じスタッフ松田、石井と先輩建築家の鬼木さん。(最後の写真がその3人、@cafeアラビカ嵐山)今回のお目当は、京都俵屋旅館!言わずと知れた超有名旅館で、私に限らず、少なくとも建築家なら誰しも一度は泊まってみたいと思っているのではないでしょうか。
予約したのは10月初めごろ。おかげさまで今年の夏は大変忙しく、やっとひと段落したその頃「刺激を得ねば!」と思い立ち、もちろんそれなりに高額の宿泊費でしたが思い切って念願を叶えることにしました。
お部屋は中村好文さんおすすめの新館の竹泉(ちくせん)と、本館1階の寿を予約。共に2人部屋を選んで行ったり来たり、少なくとも2室は満喫しようという魂胆です。宮脇檀さんの「俵屋はスケッチ、実測のしまくりとなってしまうのでくつろげない」というコメントを聞いたことがあるので、敢えてそれらはしない代わりに全身をスポンジのようにして空気感を吸収しようと挑みました。
っで、その感想は…、やっぱり…、やられた…。(紙面の関係で建築詳細については省略、詳しくは伊礼智さんブログをはじめ、たくさんの方がサイトにあげているので参照ください) 感動しました。染み入りました。建築や中庭はもちろん、小物などの設え、料理やお風呂、中居さんたちのホスピタリティ…、そしてそれらは全部繋がっているということも。我々の仕事は空間で人をおもてなしをすることなのだと、改めて実感した次第です。よしっ!これでまた頑張れそうです。

竹泉俵屋旅館寿庭座図書室寿 書斎入口三人衆
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